パーフェクト・ストラクチャー (その1)

前人未到の領域

 

世の中において、ビジネスのグローバル化の必要性が唱えられ始めてもう20年以上経っています。ビジネスの活動領域を国外にも広げ、より効果的に仕事の効率化を図る、顧客層を増やす、提供する商品により高い付加価値を付ける等の試みも、その間世界中の企業や組織によって実施されています。

 

では、ビジネスをグローバル化することで得られる恩恵を、最も効果的に得られる組織の形、(「パーフェクト・ストラクチャー」Perfect Structureとでも名づけましょうか…)とはどのようなものなのでしょうか。いや、まずその前に、そもそもこの「パーフェクト・ストラクチャー」なるものは、本当に存在するのでしょうか?

 

 

   
       Nobody has succeded yet...

 

「効率化の罠」(その1 その2 その3)では、日本の多くのビジネスがグローバル化を効果的に進められない原因は、組織を気心の知れた「内々のメンバー」だけで固めてしまい、顧客や市場よりも自分たちのこと(自分の都合)にフォーカスが向きやすい体制を築きやすい文化が大きな要因であると述べました。そしてこれを打破するためには、組織にあえて「よそ者」を取り込む文化が必要であるとお話ししました。

 

もちろん組織の中に自分たち以外の要素を取り込む必要があるのは、日本のビジネスだけではなく、国外の企業や組織とっても同様です。海外においては、最も上手に「よそ者」(外の要素)を取り込める組織の構築とその組織の円滑な運営手段作りに、試行錯誤を繰り返しながら何年も取り組んでいる企業が多く存在するもの事実です。

 

しかし、こうした長年の努力にもかかわらず、「パーフェクト・ストラクチャー」を構築することに成功した組織は、私の知る限り未だに存在しません。(一応機能し得る組織は作ったものの、運営管理ができず、形だけの存在になってしまったケースや、ビジネスオペレーションの方面ではある程度グローバルビジネスを機能させることができても、人事評価の面で折り合いがつかなくなり、結局長続きしなかったといったケースなどはよく見聞きしますが。)

 

これからグローバル化を進めなくてはならない組織はこの現状をどのように解釈したらよいでしょうか? そんなに難しいタスクを自分たちが進めても不可能としてしまうか、それともまだ誰も「パーフェクト・ストラクチャー」を持っていないのなら、今から始めても十分チャンスがあると思えるか…

 

前者を選んでしまったら、グローバル化への道を自ら断つことになってしまいます。 一人でも多くの方が、「あ~、それじゃぁどうしようもないね、じゃあ難しくても「パーフェクト・ストラクチャー」への道を進むしかないね。」と思って頂けたことを信じ、次回以降更にお話しを進めていきます。

 

 

(次回につづく)

 

(Part 1) (Part 2) (Part 3)

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