ビジネスのグローバル化で最初に行うこととは?

ビジネスを本格的に国外に広げると決めたら…。(または、勤め先の会社がそういった方針を打ち出したら…)

 

海外の人々がビジネスの相手となるならば、日本語だけで国外の市場が提供する環境(ヒト・モノ・カネ)を有効に活用するのは至難の業です。いくら技術が進化し情報化が進んだとしても、最終的に接するのはやはり人です。相手がどこの国の人であれ、海の向こうのビジネスパートナーとの円滑なコミュニケーションは大変重要です。

 

英語は今やビジネスの国際語、ビジネスのグローバル化を進めるには英語スキルは間違いなく必要です。では、英語でコミュニケーションができるようになれば、ビジネスのグローバル化は成功するのでしょうか。 残念ながら答えは「NO」です。

 

 スタート地点に立つことが、ゴールになっていませんか?
 スタート地点に立つことが、ゴールになっていませんか?

 

グローバル化したビジネス環境では、そのレベルには差があるものの、ほとんどの人が英語を使います。ですから、英語を使ったコミュニケーションがとれるようになるのは、あくまでもスタート地点に辿り着いただけであって、それがそのままビジネスの成功につながるわけではありません。

 

もちろん、単に英語が使えるようになることが、事業のグローバル化の目的だと考える人はいないはずです。まずに行うべきことは、この活動で本当に達成したいゴールは何かをしっかりと具体化することです。それがビジネスのグローバル化を成功させるポイントになります。

 

 

     【具体化するポイントの例】

     ・ 会社としてグローバル化した事業で何を達成するのか?

     ・ この活動で組織にどのような機能や文化、価値観を新たにもたらすのか?

     ・ 一人ひとりが仕事を確実に進め、役割を果たすために必要なスキルは何か? など

 

 

ビジネスにおける役割が会社や組織、そして個人によって異なるように(個人の場合は担当業務や責任範囲など)、グローバル化を成功させるために達成するゴールも、それぞれ異なっていて当然です。

 

一見当たり前の話をしているように思えますが、多くの企業で実施されている活動内容を見る限り、必ずしも当たり前となっていないのが現状です。最初のゴールの設定を疎かにしている企業が多い、ということになります。

 

個々のゴール設定がしっかりとできていないと、グローバル化のための活動内容も、誰の身体にもぴったりフィットしないけれど、一応全員が着られる「フリーサイズの服」を着るような、しっくりこないものになってしまいます。結果として効果が表れにくい活動や、現実とは異なる評価基準などを選択・導入してしまい、成果が思うように表れないまま活動が頓挫するリスクを生み出します。

 

一度頓挫してしまった活動を立て直すのに必要な労力は莫大です。自分たちが立て直しで四苦八苦している最中に、世界中に存在する競争相手は着々とビジネスのグローバル化を進めてしまう、といった事態にもなりかねません。このような失敗をしないためにも、それぞれの立場や環境にマッチしたゴールをちゃんと具体化する必要があります。具体的なゴールの設定は、グローバル化を実現するための重要な最初のステップなのです。

 

 

(おわり)

 

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