問題が生じないビジネスコミュニケーションとは

 

先日のブログで、国際ビジネスで行うコミュニケーション方法は特殊なため、たとえ通常の英語会話が上手くなってもビジネスの本番ではあまり役に立たない、とお伝えしました。

 

どう特殊なのかについては、先日のブログでは、日本語が分からないAさんに英語で情報を伝える際に、考える必要がある項目の数がビジネスコミュニケーションの方が圧倒的に多い(15個に対して通常英会話は4つ)と、説明しました。

 

国際ビジネスの経験のある人は、「そうそう、その通り。」と同意する人もいれば、「いや、そこまで違うことはないよ。」と言う人もいるかもしれません。 そこまで違いはない、という人は、これまでの国際ビジネス経験において、「英会話感覚」でコミュニケーションをとっても、問題に直面することはなかったのかもしれません。

 

しかし実は、この問題がないこと、もしくは問題がすぐに表面化しない状態こそが、大きな問題なのです。

 

 

これからの時代、問題がないのは本当に良いことでしょか?
これからの時代、問題がないのは本当に良いことでしょか?

 

 

どんな人が相手でも、お互いが15項目のビジネスメンタリティーでコミュニケーションをとれば、必ず意見や見解の食い違いが出るものです。つまり問題は発生するのです。ビジネス活動のゴールは、最終的に自分の利益につながるようにしたいのですから、お互いの言い分に違いがあるところからスタートするのが当たり前です。その地点から意見交換を繰り返し、お互いにハッピーになる「条件」を整えていけばよいのです。こうしたプロセスを経るからこそ、関係の深化や相乗効果といったポジティブな結果につながるのです。

 

これに対し、「英会話感覚」のコミュニケーションでは、ビジネスメンタリティーで接してくる相手に対して受け身にならざるを得ません。受け身になる(もしくは相手に主導権を渡している状態である)以上、言い分が食い違うことはありませんので、問題も表面化しません。

 

このような関係が、ビジネスを進め成功させる上でよいか否かは、あえて言うまでもないでしょう。

 

本当に意味のあるビジネスコミュニケーションスキルを身につけましょう。

 

 

(おわり)

 

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