3つ目の立場

3つ目の立場は、所属する会社はどこであれ、英語を使って英語が母国語でない人たち(ノン・ネイティブ、Non-native)とコミュニケーションをとりながら仕事を進める、という立場です。

 

ノン・ネイティブの人たちが英語をコミュニケーションの手段に択ぶ理由は、至って単純です。自分は相手の国の言葉が分からない。相手も自分の国の言葉が分からない。でも英語ならお互い分かるから、英語を使ってコミュニケーションをとり、仕事を進めて自分の役割を果たす、ただそれだけです。

 

ですから、使う言語が英語でなければならない理由はありません。仕事が上手く進むのであれば、絵文字を使っても、ジェスチャ-を使ってもいいのです。こういう環境で英語が使われることが多いのは、世界的に英語が分かる人の割合が他の言葉よりも多いからです。

 

だからと言って、皆が高い語学力を持っているある訳ではありません。コミュニケーションにおいて、きれいで正しい英語ばかりが飛び交う環境ではないのです。皆が英語という「外国語」を使っているわけですから、自身の国の言葉のように操れないのは、十分想像できることです。(もちろん中にはネイティブ顔負けの語学力を持つ人もいますが、そういう人はやはり少数派です。)

 

 

この立場で見えたことは、これです。

 

「ノン・ネイティブとの英語のコミュニケーションでは、英語は言葉としてではなく道具として扱われる。」

 

 

   1歩外に出れば、英語もこの中の1部?
   1歩外に出れば、英語もこの中の1部?

 

ノン・ネイティブにとって、英語という言葉は、自分の意思を表現したり、相手の意思を理解したりするための道具であって、そこで使われる言葉には、自身の文化的・情緒的な感覚との結びつきはほとんどありません。(例を挙げるとすると、我々が英語のジョークを聞いても面白いと感じないことがあるのは、我々と英語との間の結びつきが弱いからだと言えます。)

 

ですからノン・ネイティブとの英語のコミュニケーションで、情緒あふれるニュアンスや言い回し、それにことわざや慣用句などを使っても、効果がないことの方が多いです。効果がないだけで済むのはまだよい方で、これが原因であらぬ誤解を招いてしまうこともあります。

 

このような環境で、上手にビジネス・コミュニケーションを行うにはどうしたらよいでしょうか? 

 

もう答えはもうお分かりですよね。 そうです、

 

Keep It Simple! (シンプルに!)です。

 

 

次回は締めくくりとして、これまでお話ししました3つの立場をざっくりとまとめてみたいと思います。  (次回につづく)

 

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